吉田カバン創業者の三男で、長年デザイン部門を統括してきた、ニューヨーク・デザイナーズ・コレクティブに選ばれるなど日本を代表する鞄デザイナーである吉田克幸氏と、映画「ホノカアボーイ」の原作者としても知られる息子の玲雄氏が、「本当にやりたいことだけをやる」という思いから生まれた「Porter Classic」を、心から応援しているヤマダなのですが、先日、克幸氏の甥の吉田晃務氏がチーフデザイナーを勤めている新たなブランド、「KICHIZO」の展示会にお邪魔してきました。「KICHIZO」のブランド名は、創業者である吉田吉蔵氏の名前に由来し、そこにこそ彼らのカバン作りへの真摯な姿勢と、原点回帰への強い意志が感じられます。

いやいや、全て見せられないのは大変残念で、展示されているどれもが素晴らしかったのですが、僕が悩んだ挙句、注文させて頂いたのが、この上質な黒のコットンキャンパス地と、牛革の持ち手とベルトのコンビネーションのボストンバッグです。まずその鞄自体の軽さに驚き、そしてハート型に象られたベルトホールなど、ちょっとした遊び心に親しみを覚え、敢えて表裏を逆にすることで、ステッチの美しさを表現した持ち手のデザインに魅せられ、オーガニックコットン綿が付属されたそのコンセプトに感心させられ、最後にベーシックで落ち着いた鞄自体の佇まいに心を奪われる。正にぐうの音も出ない程、コンセプト、デザイン、素材、仕上、機能、そして作り手の強い想いが込められた、モノ全体としてもディティールを取っても非の打ち所の無い逸品だと思います。ホント、久々に素晴らしいモノに出会ったという思いです。5月頃からお店でも販売されるそうです。
先月発売されたばかりのCASIOのデジタルカメラ「EXILM G EX-G1」を入手しました。僕はそれほどハマってはいなかったものの若い頃はそれこそ世の中の同世代や友人たちに圧倒的に支持され、今でも高い人気を誇るCASIOの腕時計「G- SHOCK」。携帯に引き続き、遂にデジタルカメラでも、そんな「G」の系譜を受け継ぐ、防水、防塵、衝撃耐久度に優れたモデルが登場しました。

スペックや機能などに関して、特に目新しいものがある訳ではありませんが、ステンレス製のマットで無骨なボディや、衝撃吸収用の付属のアタッチメント。メモリカードのカバーを開く大きなシルバーのつまみ、インパクト勝負の凝ったパッケージなど、デザイン的に決して美しいとは言えませんが、でもいいのです。何せ「G」の正統遺伝子なのですから。この余計かもしれない大仰さと、質実剛健さは、まるで朴訥で不器用、でも真っ直ぐで芯の強い男性のよう。そして、それこそが最新のコンパクトデジカメには失われていた要素なのですから。その場ですぐに写真をプリントアウトできる、Poraroid社から発表された「TWO」も僕の心をくすぐりましたが、雨にも風にも負けずバシバシ撮影でき、水中も3mまで(!)使用可能なこのタフガイのようなデジカメの方が今の生活には合ってるかもしれません。
はじめまして。method(メソッド)のヤマダユウと申します。この度、BRASHさんでブログを書かせて頂くことになりました。実は自分で持っているいくつかの連載以外は、かなりの筆無精で、ブログなるものも今回が初挑戦なのですが、宜しくお願い致します。さて、僕の普段の仕事は、非常に説明すると時間がかかるので、早速割愛させて頂きますが、フリーランスのバイヤー / MDプランナーと言えば、最もわかりやすいかと思います。日々、様々なお店をクライアントに持ち、あらゆるネットワークから「モノ」の情報を多数集め、自分なりのフィルターを通すことで、それぞれのお店のコンテンツとして活用していくお仕事です。と言う訳で、商品を世に送り出すメーカーさんや、雑誌やウェブなどの各種媒体、さらには、街にあまたあるお店さんを実際に見ることで、いつも「モノ」の情報を集めている僕たちmethodの、そんな日々のリサーチのちょっとした成果を、このブログでは紹介していこうと思っております。タイトルは「ONE PIECE」。最近映画も大好評で、私も大好きな某漫画をそのままもじっておりますが、1回の投稿につき、1つの「モノ」を取り上げていこうと思っています。では記念すべき最初の1つめの「モノ」です。

年末に東急ハンズさんで即買いしました。とある文具メーカーさんが製造、販売している、ガンダムはもちろん、ザクやグフの武器をモチーフにしたボールペンです。スタンドもセットで、価格は何と¥1,000前後と非常にお手頃。残念なのはやはり少々持ちづらいことでしょうか。ただ、僕はもちろんのこと、ガンダム世代には心に刺さる一品です。それではこんな調子で、ただ「モノ」はあくまでも幅広く取り上げていこうと思っておりますので、重ねまして、今後とも宜しくお願い致します。