二期倶楽部「野に遊ぶ」茶会で一番話題になったのは、メゾン・ド・プティ・フールの菓子でした。
BRASHでこの菓子が完成するまでを書き込んできました。完成品は素晴らしい味でありまして、必ず聞かれるのが「どこで買えるの?」でした。「メゾン・ド・プティ・フールに言えば作ってくれますよ」なんてかってに言いましたが、一応特注ですので、ご了承下さい。
基本的にメゾン・ド・プティ・フールは何でも美味しく、東京都は大田区の仲池上・南馬込・長原に店がありますので是非、足を運んでみて下さい。

最終的の菓子はフランス風フノヤキと申しましょうか、ピスタチオのダックスベースにイチジクフィズを入れて、隠し味に和のテーストで和三盆を入れて頂きました。茶にも合い酒にも合う味わいでした。
二日間の茶会ですから保温状態にも神経を使い、味のタイミングもばっちりでした。
二日間の点心はメニューが変わりまして、気軽に口に入れることが出来る食事ばかりでした。中でも手のひらサイズのハンバーガーは野遊びにピッタリです。前日の雪が嘘のように晴れて強い日差し、ワイングラスを片手に外へ飛び出したくなりました。

しかし茶会の途中です。二日目も香りだけで我慢しました。でもご安心を、夜はしっかり飲んでますよ。
つづきます。
那須の二期倶楽部で行いました「野に遊ぶ」の茶会が無事に終了しました。
BARラジオという空間を茶席にするのはホントに難しいコトでした。
今回、掛けた軸は「僧あり酒ありおとめありわたしゃこのまま息絶えて」。大徳寺の大亀老子と田山方南の合筆で酒に酔って書いたモノを選びました。花は「袖隠し椿」。乙女が袖に隠すかのようにこの花を取り合わせまして、花入は玄々斎好のダチョウの卵にしました。
バーと云えばカクテル、カクテルには卵を使ったモノがいくつかありまして、バーには卵が置いてあるそうです。そして、ラジオの尾崎さんはオムレツ作りの名人でありました。ですから、卵は欠かせなかったのです。

バーのカウンターにある隙間が偶然にも利休の長板の寸法であり、板風炉が収まりました。客がのぞき込む姿は、まさにバーにいるようです。こちらも、だんだん、その気になってきました。客は一日100名様でして、すべての方にお茶を点てました。
中には中々帰らない客もいまして、「もう一服頂戴」なんて甘い声を出されまして、ますます、その気になったのであります。

そして、二期倶楽部の食事はホントに多味多美多彩でして、野遊び弁当は開けると歓声があがるほどです。こっそり赤ワインと子猪肉を持ってきて頂きましたが、茶会中ということで赤ワインは香りだけで我慢しましが、香りだけでも十分です。おかげで一服のもてなしがいつも以上に心が入りました。
つづきます。
ベルギーのブリュッセルの焼き菓子が有名であるから「ベルギーワッフル」と呼ばれてますが、関西でワッフルと言えばマネケンですね。京都の駅で買えるので京都の土産にいただくことも良くあります。
色々な味がありますがどれも美味しく、贅沢言えば焼きたてが一番ですが、土産ではそんなこといえません。でも、その日のうちですと味は落ちてませんでした。

しかし、マネケンのロゴが小便小僧といのが。。。
そもそもブリュッセルは小便小僧の発祥地です。小便小僧 はオランダ語でマネケン ・ピスといいまして、ここからマネケンと付いたようです。歴史も頂けました。
是非、試してみてください。
それでは、また。
年に四回、季節を取り合わせた点心の試食会を行います。
今回は、もちろん桜です。桜からはじまり穴子に稚魚に筍といった初夏を感じさせる物まで頂きました。


食材は先取りですから、まだまだ旬といえず山椒なんかは香りがまだ弱かったりしますが、すべて初物ですから縁起物として頂きます。ですが試食です。「あーしろ」「こーしろ」と味わうことより、考えることが中心であります。
そろそろ美味しい季節がきます。ゆっくり頂ける時間が楽しみです。
庭にあった光悦垣が20年目にして倒れました。根本が腐っていたのが原因のようです。思い切って開拓となりました。そして、60年いじることのなかった溜庵の露地も直しまして、宗国翁好の日月灯籠も少し高さが変わりました。
茶道会館の庭を任している笹隈造園は、理事長のイメージがどうにか解り合ってきたようで、大きな石や井戸を動かすのも一回でピタッと合う名人であります。残念ながら点前と茶杓の銘に関しては愚弟子でありますが、庭に関しては天下一でありましょう。


四月から茶会がたくさんあります。庭のしだれ桜が満開に咲くよう願いながら、庭を眺めております。桜下の茶会には完成していると思います。楽しみにしてて下さい。
それでは、また。
クリエイティブな大茶会だと一人騒いでおりますが、しっかりと掲載してなかったのでここに記させて頂きます。
『新たな芽吹きの春に、二期倶楽部の庭で繰り広げられる現代の「野遊」。2010年、春のうららかな日和のなか、4月16日、そして17日の2日間、開催します。美しい世界の中に、しばしの逍遙をお楽しみください。』
と二期倶楽部がうたっておりまして、私がこの中で一つの茶席を任せられているのです。

発売中である東京カレンダー の取材では、現場のラジオを拝見させて頂き、使う道具との雰囲気を確かめさせてもらいました。正直、当日はどのようなスタイルの茶席かまだ決めかねているのですが、すべての取り合わせが、一つの作品となるよう心がけています。
いままで、色々な作家の作品と出会ってきました。
私自身が作った作品は私が亭主をする茶事茶会では滅多に使いません。もちろん今回の茶会にも使いません。私はアーティストではないので、他の道具と取り合わせますとその道具に失礼だと常に考えております。産み出した道具を使うのではなく、出会った道具を取り合わせて、一つの会記、一つの茶席が自分自身の作品になる。それが自分の茶風でありたいのです。
今回、この茶会「野に遊ぶ」で期待と不安がひとつ重なっております。客が未知であることです。茶道の他に中国茶・ハーブティーと様々なジャンルの茶席があります。もちろんお客様の目当ても様々でありましょう。茶道では、招待状を出して来て頂くような客を良く知る形か、茶会と耳にした方が足を運んでくる亭主を良く知る形のどちらかであります。
今回はそれだけでないと思います。どのような方が来るか未知なのです。いつもと同じように「一服のもてなし」をするのですが、いつもと違う気がします。
まるで、オープンしたばかりのBARのようです。新米バーテンダーの亭主っ振りは目をつぶって頂くようお願いします。
それでは、また。
二月も俳句の中にワイン取り込む「東京輪飲俳句会」が「表参道 bamboo」で行われました。
今月の私は坊主で、残念ながら短冊を頂くことはできませんでした。

「東京輪飲俳句会」選句方法は「天」「地」「人」「客」の順で評価されます。
季語を必ず入れる有季定型、ワインに関する用語を入れるワイン読込み、時には兼題を決めそれも取り込みまして一人三句を期日までに投句します。それを当日、ワインと食事を頂きながら評句するのです。そして、「天」の一句は短冊に書き、それを詠んだ方に差し上げます。
短冊を頂けなかった私は、ワインと食に走りました。

MENU
アミューズ
前菜
佐賀県産ホワイトアスパラと手長海老 ホタテ貝のとり合わせ
魚料理
ノドグロのポワレ 筍と菜の花のブイヤベース仕立て
肉料理
鹿肉のパヴェ パースニップのコンポートとイチゴ
デザート
苺のモンブラン仕立て、ヨーグルトソルベ添え
ちなみに、この日の私が投句した三つです。
「雛壇に飾るワインは生まれ年」
「ゲレンデを眺めてワイン白白か」
「デキャントし共に開いた花の兄」
次回こそ、がんばります。
それでは、また。
二期倶楽部で「野に遊ぶ」まで、そろそろ一ヶ月となります。
相変わらずメゾン・ド・プティ・フールの西野さんにわがまま言っております。試作品第三弾が届きました。

日本と西洋、現代と桃山、茶道とBARを意識して菓子も考えております。BARと言えば常においてあるのがドライフルーツやナッツ類、和のテイストを出すには。。。利休。。。シュー。。。違うか。。。
完成までもう少しです。二期倶楽部で「野に遊ぶ」楽しみにしててください。
それでは、また。
京都にある行きつけの中華料理屋があるのですが、そこはアッサリ四川料理、まさに京風中華といたった感じです。
そこで頂くカクテルにはまってます。ドラゴンボールです。

紹興酒をレモンハイで割ったモノですので、家でも簡単に作っているのですが、何か足りない。。。と言う訳で、紹興酒を缶酎ハイで割って飲んでます。これまた行けます。
是非。お楽しみください。
それでは、また。
創業1625年の歴史を持つ金沢にある酒蔵の福光屋が作り上げた男のスウィーツがいくつかあります。その中の百々登勢のザッハトルテはショコラリキュールのペーストを塗り重た手に収まるサイズのチョコレートケーキです。

二口程度でいただける。このザッハトルテは酒蔵が作った菓子のイメージではありません。日本酒の味がするのかな?なんて思ったら、嬉しいことに裏切られました。使っているのは長期熟成酒「百々登勢」を使ったショコラリキュールなのです。このショコラリキュールも有名だそうで、いつか試みてみたいものです。
ザッハトルテはチョコレートケーキの王様、百々登勢のザッハトルテはチョコレートケーキの殿様でした。是非、試してみてください。
それでは、また。
西早稲田にある行きつけの店ニュースクールでは、酒と食の無法地帯です。
この日は静岡より魚が運ばれ、と言いますか魚を持ち込み、刺身の盛り合わせ、鰹の照り焼き、タコのしゃぶしゅぶ。。。と魚三昧でした。最後は鍋でおじやを頂くのですが、フッと目に張った隣にいた鍋奉行の背中に三沢光晴と仮面ライダーWがいたのです。

その鍋奉行は地球を歩きまくっている編集マンでC級グルメマン(ウルトラCの意)のG氏。我々の知らない食材を裏で取引している美食屋の一人なのです。そして、プロレス好きでも都の西北では有名な話なのです。

何を隠そう私もプロレス好きでして、いつも話題は酒と食と格闘の話で盛り上がるのですが、さらに仮面ライダーWとは。。。うちの子が仮面ライダーWにはまっているので自然と知識に入りますし興味も出てきます。このTシャツを見たとき、ルナジョーカーと三沢光晴は共に緑。すばらしいコラボだと感じたのは私だけかと思えば、ここにいたメンバーも大はしゃぎでした。
ちなみに写真の恥に移ってる二人はゲイのカップルで、Tシャツに目もくれず手を握りあってるのですが。。。とにかく、ここに集まる不思議な人々、まだまだ、面白いことありそうです。
それでは、また。
二期倶楽部で「野に遊ぶ」とういう、クリエイティブな大茶会があります。東京カレンダー 04月号
で、道具の置き合わせをした様子を掲載してますので、是非見てください。
那須に約42,000坪の敷地がある二期倶楽部のすべての空間を茶室という空間にしてもかまわないと言われ、私が茶室として使わして頂くこととなったのはBAR「ラジオ」という空間でした。
原宿の東郷神社を背に路地を進み俯きながら歩くと目に入るバーラジオは1972年にその空間が産まれました。ラジオでカクテルを飲み、店を出るときには、入るときに気づかなかった花に見送ってもらい、夜空を見上げ明日を迎える。そういった客が何人もいたはずです。
私は、ラジオの若いバーテンダー達に茶道を教える機会もありましたし、色々な縁がありまして何度か足を運びました。そのラジオが那須の二期倶楽部いあるのは不思議な感じでしたが、そこで茶を点てるのは更に不思議です。
茶会まであと二ヶ月切りました。まだ道具組は決まってないのですが、準備は着々と進んでおります。お菓子は初めて茶菓子と洋菓子のマリアージュを試みてます。

メゾン・ド・プティ・フールの西野さんに無理を言いまして、毎週、稽古の合間に試作品を食べながら、BARに合う最高の菓子を準備してます。こちらも是非お楽しみにしていてください。
それでは、また。
「モモイチゴ」はご存じですか?去年は「白いイチゴ」が流行りましたが今年は「モモイチゴ」が流行ります。
「白いイチゴ」は600円から1,000円でしたが「モモイチゴ」は400円から700円とお手頃です。といっても一個の値段ですよ。かなりの高級イチゴです。
ハーゲンダッツのラ・メゾン・ギンザ店ではモモイチゴアイスを限定販売しましたが、手に入れるのはかなり難しいようです。「モモイチゴ」その物はネットでも手に入りますし、有名な果物専門店で手に入ります。

このモモイチゴは京都の錦市場で見つけました。一緒に見つけたのは国産バナナでして、皮をむこうとしても硬くてむけません。黄色くなるまで待つようです。

いろいろな果物が開発されてます。これからも楽しみですね。
それでは、また。
2月14日は、バレンタインデーでした。
立場柄かチョコレートを頂くのは60代から80代と年配の方が多いのですが、楽しいモノも頂けます。
とくにバレンタイン和菓子は味も話題も豊富で楽しめました。

奥のはご覧の通りプレゼントの形、手前のハート形はハートが五段層になっていました。真ん中のバラが面白いですね。高額だったり、有名シェフ作なんて話題になってますが、来年は和菓子のバレンタインもクローズアップしてほしいですね。
それでは、また。
京都の錦市場にある和菓子や「たなか」には幸福堂のイチゴ大福があります。
最近の錦市場は食べ歩きが流行ってまして、人混みの中をいろんな食材を口に頬張りながら歩くという面白い習慣が根付いてきました。正に食道楽です。一つ百円のだし巻き玉子のはしご買い食いをして、「こっちがおいしい」「あっちがおいしい」なんて言い合う姿もチラホラしてます。
「いらっしゃい!いらっしゃい!」なんて活気のある店もあれば、上品に静かな店もあります。餅屋は賑やかで菓子屋はだいたい静かものです。注文すると菓子箸でさっとイチゴ大福の姿が変わらないように箱に詰め、しっかりと包装してくれます。さすがは京都の台所です。

その場で食べるのではなく、落ち帰り、お茶をすすり、ゆっくり頂きました。
京都らしく上品な姿をしていて、ひな祭りの引っちぎりのように盛りつけてあります。本来イチゴと言えば夏のモノですが、今では年中目にしますし、イチゴ狩などは初夏のゴールデンウィークにはピーク終盤に掛かるみたいです。
東京では味わえない、このイチゴ大福、是非試してみてください。
それでは、また。