野に遊ぶ
クリエイティブな大茶会だと一人騒いでおりますが、しっかりと掲載してなかったのでここに記させて頂きます。
『新たな芽吹きの春に、二期倶楽部の庭で繰り広げられる現代の「野遊」。2010年、春のうららかな日和のなか、4月16日、そして17日の2日間、開催します。美しい世界の中に、しばしの逍遙をお楽しみください。』
と二期倶楽部がうたっておりまして、私がこの中で一つの茶席を任せられているのです。

発売中である東京カレンダー の取材では、現場のラジオを拝見させて頂き、使う道具との雰囲気を確かめさせてもらいました。正直、当日はどのようなスタイルの茶席かまだ決めかねているのですが、すべての取り合わせが、一つの作品となるよう心がけています。
いままで、色々な作家の作品と出会ってきました。
私自身が作った作品は私が亭主をする茶事茶会では滅多に使いません。もちろん今回の茶会にも使いません。私はアーティストではないので、他の道具と取り合わせますとその道具に失礼だと常に考えております。産み出した道具を使うのではなく、出会った道具を取り合わせて、一つの会記、一つの茶席が自分自身の作品になる。それが自分の茶風でありたいのです。
今回、この茶会「野に遊ぶ」で期待と不安がひとつ重なっております。客が未知であることです。茶道の他に中国茶・ハーブティーと様々なジャンルの茶席があります。もちろんお客様の目当ても様々でありましょう。茶道では、招待状を出して来て頂くような客を良く知る形か、茶会と耳にした方が足を運んでくる亭主を良く知る形のどちらかであります。
今回はそれだけでないと思います。どのような方が来るか未知なのです。いつもと同じように「一服のもてなし」をするのですが、いつもと違う気がします。
まるで、オープンしたばかりのBARのようです。新米バーテンダーの亭主っ振りは目をつぶって頂くようお願いします。
それでは、また。
