僕に言わせれば、これだって立派な「本棚のスポーツ」。


だって、オリンピックだし。


「オリンピック洋菓子セール10月1日~15日三割引」の文字は、この本を手にとってもらえれば、すぐに見つかると思う。


怒涛の1400枚。

読み応え、太鼓判。


165













「オリンピックの身代金」奥田英朗著(角川書店)


当代きっての人気作家、伊坂幸太郎さんが「誰も読んだことのないような伝記」を書いてみたら、たまたま主人公が野球選手になった、そんな作品。


この感じ、和訳が困難な外国の小説を読んでいる時の感じにどこか似ている。


これもまた「本棚のスポーツ」。


ファンタジー。


164













「あるキング」伊坂幸太郎著(徳間書店)


あさのあつこさんの最新作。(たぶん)


「『バッテリー』の完結から五年。あさのあつこの新たな野球小説がここに開幕!」と帯にあるので、きっとこれも「Ⅱ」「Ⅲ」と続いていくんだろうな。


どんな終わり方なんだろう。

いかにも続編がありそうな終わり方なんだろうか。


気になるので、これから読む。


163













「グラウンドの空」あさのあつこ著(角川書店)


走る。


162













「ランナー」あさつあつこ著(幻冬舎)


あさのあつこさんの作品を、もう少し並べてみようと思う。


せっかくなので、この季節に読んでほしい短編集。


夏の甲子園をめぐる10の物語。


161













「晩夏のプレイボール」あさのあつこ著(毎日新聞社)


恐るべき中学生たちの物語、その続き。


こいつら、いったいどんな大人になるんだろう。

余計な心配をせずにはいられない。


でも、これが漫画だったら、そんなこと全然気にならないんだろうな。


160













「ラスト・イニング」あさのあつこ著(角川書店)


「こんな中学生、いるか!!」

と、何度突っ込みを入れたことか、わからない。


突っ込んでいるうちに、いつも気付くと読み終わっている。


恐るべき中学生たちの物語。


159













「バッテリー」あさのあつこ著(角川文庫)

「バッテリーⅡ」あさのあつこ著(角川文庫)

「バッテリーⅢ」あさのあつこ著(角川文庫)

「バッテリーⅣ」あさのあつこ著(角川文庫)

「バッテリーⅤ」あさのあつこ著(角川文庫)

「バッテリーⅥ」あさのあつこ著(角川文庫)


以前、プロレス愛を謳う小説「カウント19」を紹介した。


その著者が、今度は異色の青春金満野球小説を発表。


この表紙のタッチは「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」のヒットを受けた、出版界の潮流か。


158













「県立カゴネムシ高校野球部」永田俊也著(文藝春秋)


連日の猛暑日。


今はもう甲子園で聞くことはない、植草節を読む。


157













「青い空 白い雲-甲子園高校野球放送42年-」植草貞夫著(講談社)


たったひと夏の、たった一試合だけの記憶でも、ずっと忘れられない選手たちがいる。

甲子園って、そんなところ。


1992年・夏 岡村憲二(明徳義塾)

1983年・夏 秋村謙宏(宇部商)

1986年・夏 藤岡雅樹(松山商)

1973年・夏 小竹重行(京都商)

1984年・春 山口重幸(岩倉)

1990年・夏 神谷善治(沖縄水産)

1968年・夏 有澤賢持(北日本学院)

1978年・春 松本稔(前橋)

1985年・夏 藤原安弘(東海大山形)


タイトルは「四番、ピッチャー、背番号1」。


156













「四番、ピッチャー、背番号1 甲子園9ストーリーズ」横尾弘一著(ダイヤモンド社)


毎年、この季節になると書店のスポーツコーナーを賑わせる「甲子園」の文字だが、今年、まず手に取ったのはこの一冊。


題材は正史から抹殺された甲子園大会の謎。

今も朝日新聞の記録では「昭和16~20年戦争で中止」となっている甲子園大会が、なぜ昭和17年夏だけ文部省によって開催されたのか?


さて、ぼちぼち読み始めるとするか。


155













「昭和十七年の夏 幻の甲子園 戦時下の球児たち」早坂隆著(文藝春秋)


電車の中で読まなくて良かった。


もし電車の中で読んでいたら、鼻水を垂らしボロボロと涙をこぼす、怪しい大男になるところだった。


もう15年も前のことだけれど。



人の強さに泣き、人の弱さに泣く一冊。


154













「もう一度、投げたかった 炎のストッパー津田恒美・最後の闘い」山登義明・大古滋久著(NHK出版)


きっかけなんて、そんなものである。


何年前のことだったか、書店で何の気なしに一冊の本を手に取った。

いつものように、ペラペラとめくってみた。

「阪神戦」、「タイガース」、「江夏」……、僕向きの本かもしれない、そんなふうに思った。


買ってみることにした。


「博士の愛した数式」との出会いである。


第一回本屋大賞を受賞し、後に映画化までされる名作だが、僕が読むことになったきっかけは「阪神戦」であり、「タイガース」であり、「江夏」であった。


きっかけなんて、そんなものである。


153













「博士の愛した数式」小川洋子著(新潮社)


Tシャツ姿でマウンドに上がった槙原寛巳投手とか、突然代打に指名された野茂英雄投手とか、レフトの守備に就いた工藤公康投手とか、ホームラン競争に参加した石井一久投手とか、懐かしのオールスターお宝映像が満載。


あの頃のワクワクが甦る。


夢の球宴がよくわかる「フルタさんに学ぼう!オールスターの方程式」は、今日7月18日(日)午後2:00 ~3:25、テレビ朝日にて放送。


152













「古田式」古田敦也・周防正行著(太田出版)


また熱い夏がやってくる。

熱い熱いニッポンの夏、球児たちの夏がやってくる。


ところで、「球児」の読みは「きゅうじ」じゃなければダメなのだろうか。

どうだろう、たまには「たまご」と読ませてみては。


うむ、何だか今日はそんな気分なのだ。


151













「永遠の球児たち-甲子園の、光と影-」企画・矢崎良一(竹書房)