2010年2月27日(土)
サム・スニードという選手をご存知だろうか?
1942年にメジャーに初勝利し、生涯でのメジャータイトルは7。レギュラーツアーでは1965年に52歳と10ヶ月という最年長優勝記録を打ち立るなど、約30年間に通算82勝を挙げ歴代1位を誇り、世界で最も美しいスイングと言われた男である。

イップスに悩みぬいた末に奇妙なパッティングフォームだと言われているが?
その彼が、突然、1960年代に入ってパッティングのイップスにかかった。
(イップスとは、精神的な原因などによりスポーツの動作に支障をきたし、自分の思い通りのプレーができなくなる運動障害のこと)
そこで、スニードは、ボールの後方にカップと正対するように立ち、押すようにストロークする「サイドサドル」という奇妙なスタイルを考案した。しかしラインをまたぐことがルール違反とされたため、その後両足を閉じてボールの横に立つスタイルにマイナーチェンジした。
スニードが、イップスを克服する為に、悩み抜いて考えた「サイドサドル」というパッティングスタイルは、一般には独特と言われているが、自然ではないだろうか?
身体も顔も正面を向き、目ももちろんカップを向いている。
本能を出せるスタイルである。
では、現在一般的に行っているパッティングスタイルに「サイドサドル」 を活かせるのだろうか?
一度、練習グリーンで試してください!
現在のパッティングスタイルで、ボールにクラブをセットアップした後に、カップを見続けてボールを打ってみてください。(ボールを見ないで打つということです。)
2010年2月27日(土)

本日は、プロゴルファーの服部道子さんの結婚披露宴に行ってきました。
300人近い列席者の中、久しぶりに昔の仲間とも再会しました。
10年前に一緒にコンビを組んだ時に、二人で賞金女王の喜びを味わったことがなつかしく思います。
また、プロ入りしてから18年間シード権を守り抜いてきたことは、彼女でなくては出来ないこtだと思います。。
今年からは、” 結婚 ”という素晴らしい永久シード権を獲得されたので、頑張って欲しい思います。
末永くお幸せに!
2010年2月20日(土)
2005年のマスターズ最終日16番ホールでのタイガー・ウッズのチップインは、まさしくミラクルだった。
ボールのライも難しく、 ピンに寄せることすら難しい。
少しでも強く打つと反対の池にボールが落ちてしまう状況である。
タイガーは、何度もカップとボールの間を行き来して、ボールの落とし場所と距離感をイメージしてショットに臨んだ。
「今まで経験した中で最も難しく、自分でも素晴らしい距離感であった。」
ショットを振り返り、タイガーはそうコメントしていた。
ショートゲームが上手いと言うことは、言い換えれば”距離感”がいいという事だ。
では、その距離感はどのように身に付くのであろうか?
練習量の多さと思う人もいるが、それだけではない。
ではどうすれば?
ゴルフ独特の”構え方”を少し変えることだ。
人間は、目を使って初めて距離感を得ることができる。
目標に身体も顔(目線)も向いていない構えでは、目を活かせない。
では、どのように構えれば目を使えるのだろうか?
あなたは、10mの離れたカップに対して、パターでボールを打つのと投げるのでは、どちらがカップに寄るだろうか?
ここにアプローチ上達のヒントがある。
(続く)
2010年2月16日(火)
“ゴルフはいくらやっても上手くならない”
“他のスポーツは、上手くいくのに、なぜか、ゴルフだけは・・・・・。”
良く耳にする言葉である。 なぜなんだだろう?
上手くなりにくい要因は、” 構え方 ” にある。
目標に身体も顔(目線)も向いていない構えである。
他のスポーツはどうだろうか?
野球バッテイングは、ゴルフと同じ身体の向きだが、ちゃんと顔(目線)は、打ち出したい方向に向いている。
では、なぜ目標に身体、目線が向いていなければならないのか?
目標に正対することで初めて本能が出せるのではないだろうか。
そのような意味で、ゴルフは、なかなか本能を活かしてプレーしにくいスポーツなのかも知れない。
では、ゴルフが上手い人はどうしているのだろうか?
( 続く )
2010年2月11日(木)
スポーツの勝敗には、必ず“あの時”というターニングポイントがある。
それも傍から見て何でもないと思われる場所によくあるものだ。

ゴルフでは、男子4日間、女子は通常3日間(メジャーは、4日間)でトーナメントが構成されている。
この長い期間のどの一瞬に優勝を決めるターニングポイントが訪れるかは予想がつかない。
テレビ中継では、最終日の数ホールしか映さないが、実は、その試合のターニングポイントは、最終ホールではく、初日の一番ホールのなんでもない短い50cmのパーパットであることもある。
一瞬の出来事がきっかけに勝敗が決まり、時には、その選手のゴルフ人生を左右することさえもある。
今、人気実力NO.1と言われている石川遼も同じである。アマチュア時代に、バンカーから直接カップインさせ、マンシングウエアオープンKSBカップに優勝したことは、皆さんの記憶に新しいことと思うが、彼のゴルフ人生のターニングポイントは、この試合ではなく、別のところにあったように思う。それは、彼が3勝目を挙げたミズノオープンよみうりクラシック。
一勝目はアマチュアとしての優勝、プロ入り後の一勝目のマイナビABCチャンピオンシップは、勝ったものの本当に試合を勝ち取ったという実感は無かったのだろう。はっきり言って、上位陣の崩れが勝因だ。
プロゴルファーは、両目が開いて(2勝)初めて一人前といわれるが、一勝目は半信半疑、二勝目になると少しずつ自信がついていくものである。しかし、彼にとって二つの勝ち星は、本当は半信半疑であったのではなかろうか?
2勝目を挙がられないままゴルフ人生を終わる選手が多数いる中で、石川遼でさえも当時、同じ岐路に立っていたと思う。
そこで、再び優勝チャンスのミズノオープンよみうりクラシック。最終日、最終組の石川遼は、3打リードしてのスタート。紛れもなく本当に実力が試される舞台であることは、本人が一番感じていたことだろう。
午前中の9ホールは、何とか上手くいったが、やはりプレッシャーなのか12番にゴルフ人生を左右する落とし穴があった。このホールは、両サイドOBの狭いホール。リードしていたらプレッシャーがかかるのは間違いない。そんなホールで、果敢にドライバーを持ち、結果は、左に2発OB。その結果、後続組に追いつかれてしまった。普通ならば気落ちして負けゲームの筈だった。もしこの試合で石川遼が負けていれば、自信回復に数年、もしくは、自信回復しないまま終わっていたこともありうる。そうなれば、現在の彼の活躍は無かっただろう。だがその後、どのような方法でメンタルの切り替えをし、立ち直ったのかはわからないが、そのトーナメントで争い勝ったのだ。
この3勝目は、トーナメントの1勝ではなく、彼自身の中で、本当に実力で勝ったと確信できた試合でもあり、プロゴルフ人生のターニングポイントになった勝利と言ってもいいのではなかろうか。
一流になればなるほど、ダメージを受けた時の気持ちの切り替えは早いが、プレーの技術もさることながら、18歳とは思えないメンタルの切り替えの上手さには、脱帽するばかりだ。
2010年2月9日(火)

2009年9月より、毎週金曜日の日刊ゲンダイ紙上で、長友さんの70歳からのゴルフ改造計画というコーナーが始まっています。今回のテーマは、ボールを飛ばす為のドリルとグリップです。
グリップの握り方は、本や雑誌などで色々と書かれていますが、どれも表現の仕方は、千差万別です。
そこで、どこでもできるパーフェクトなグリップ作りをご紹介します。

用意するものは、30cmの定規(幅が3センチ程度のもの)です。

ゴルフグリップを握るのと同じように握ってください。握ると分かると思いますが、手のひらを丸めて握れないことです。この形を作ることがポイント。
それには、定規が最高です。
是非、定規でグリップの正しい形を覚えてください。
2010年2月6日(土)
今日は、2009年の夏から毎週行われているの長友さんのレッスン日です。
ゴルフは、グリップに始まり、グリップに終わると言っても過言ではないほど重要で、
ハンディキャップの少ない人は、皆良いグリップをしています。
今日のテーマは、「スウィング中のグリップの圧力」。
ピンとこないかも知れませんが
上達のためには避けて通れない、最重要ポイントであり、
この手前でゴルフを諦めてしまう方は多数です。
ところが、
デモンストレーションのあと、
長友さんは、たった30球ほどでコツをつかまれたのです。

正直、これには驚きました。
あとは反復練習で
ゴルフが飛躍的に変わるでしょう! 楽しみです。
2010年2月1日(月)
はじめまして。 松吉です。
今回、ブログを書かせて頂く機会を頂戴いたしました。
非常に嬉しく、どんな内容にしようか考えているところです。
現在、日刊ゲンダイ紙上にて長友啓典さんのゴルフのレッスンをさせて頂いておりますが、
僕は、プロゴ ルファーでもなければ、レッスンプロでもありません。
ゴルフを始めた小学生の頃から、「ゴルフ」というスポーツとかなり密接に付き合い、そして色々研究を してきました。 学生の頃からプロゴルフ界で仕事をさせていただいた経験を活かし、数々のプロゴルファーの技術指導やメンタルサポートのお手伝いをして参りました。
現在は、プロゴルファーの指導に加えて、アマチュアの方々で、キャリアもありながら上達に苦しむ方、あきらめかけた方、逆に上達に貪欲な方へ 「治療?!」も行っております。ゴルフ観に触れるたびに学びがあり、なかなかやりがいと喜びのある仕事です!
性格と同じように、どんな方にも必ず良いところがナチュラルに備わっています。その良さが活かせるようにご指導するのが僕の役割です。
ブログタイトル“松吉師匠”は、 巨匠長友啓典さんに付けていただきましたが、気後れしてしまい、まるで七五三を迎えた5歳児のような気恥ずかしさです。
しかし巨匠から授かったこのタイトルを、これからは目標にし、ふさわしくなれるよう頑張るしかないですね!
ゴルフの面白さ、裏話などをお伝えできればと思っております。
ご意見、ご質問などもお寄せいただけたらうれしいです。
よろしくお願いいたします。
松吉 信